サッカーについて
 今年はワールドカップの日韓共催(韓日共催か?)ということで、世間のサッカー熱が急速に高まりました。トルシエ監督率いる日本代表チームは予選リーグを堂々1位で突破。渋谷や道頓堀あたりでは日本人の若者が大騒ぎしたようで、外国人フーリガンよりもよほどタチが悪かったようです。
 かくいう私も、「オフサイド」すらもよく知らないのに(先日、サッカー好きの上司に解説してもらいましたが)、日本戦ではテレビを食いながら弁当を噛り付いたものです。いえ、逆でした。弁当を食べながらテレビに噛り付いていました。惜しいことにトルコ戦では1点に泣きましたが、大健闘であったようです(このあたりもよくわかっていません)。
 しかし、サッカー観戦は忙しい。ハーフタイム以外にCMが入らないこともあり、片時も目を離すヒマがありませんでした。
 ちなみに私は野球はテレビだけでなく、スタジアムの内野席や外野席で(もちろん、メガホンを持って)観戦したこともありますが、スリーアウトチェンジのたびにお手洗いに行ったり、生ビールをしこたま胃袋に流し込んだり、松井の等身大ポスターに鼻くそをなすりつけたりしたものですが、同じことはサッカーのスタジアムではできそうにありません。
 野球は「“静”と“動”のスポーツ」だと言われますが、サッカーの場合は「“動”と“動”のスポーツ」という感じです。このあたりが観戦の大きな違いでしょう。