アズマヒキガエルの生態

アズマヒキガエルは、近畿以北に生息するヒキガエル(ガマガエル)です。体の色は褐色で、側面に白と黒の斑模様があるのが特徴です。 写真1
繁殖期である3月頃に、アズマヒキガエルは沼や池を訪れます。ここで交尾と産卵を行います。 写真2
アズマヒキガエルの卵はヒモ状で、数メートルもあります。
産卵時は細くて黒いのですが、しだいに水を吸ってゼリー状に変わります。
写真3
卵を拡大した写真です。チューブの中には黒い点のようなたくさんの胚が見受けられます。 写真4
1〜2週間ほどで孵化すると、たくさんのオタマジャクシで池はにぎやかになります。
しかし、無事にカエルとして成長できるのは、ほんの一握りに過ぎません。
写真5

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